フリークアウトのあれこれ載せていきます。
設定方法からDMPの考え方まで。
管理人の独断と偏見です。実際のデータと異なる事があります。
質問あれば質問フォームからご連絡下さい

【フリークアウト】セグメント拡張について【保存版】

セグメント拡張について

セグメント拡張とは、特定のセグメントと近しい属性のユーザーに対して配信する配信方法です。
例えば

セグメント拡張でセグメント「サイト訪問ユーザー」を指定
→サイト訪問ユーザーと近しい属性のユーザーに対して広告配信。

ほかにも

セグメント拡張でセグメント「商品を購入したユーザー」を指定
→「商品を購入したユーザーと近しい属性のユーザーに対して広告配信。

となります。
ここでいう近しい属性とは、
フリークアウトの独自のアルゴリズムに基づいていると思われます。
おそらく 性別、年齢、ユーザーの興味関心、どういったサイトを見ているのか、
などから判断していると思われます。

そしてフリークアウトでは
どれぐらい似ているユーザーまで配信するかという拡張値を設定できます。

拡張値は1~100まで設定することができ、
1がとても似ているユーザーで、100の方が少し似ているユーザーという感じです。

1に設定すると、とても配信ユーザーが絞られることになるので配信ボリュームが少なくなります。
はじめは30~60ぐらいで設定しCTRやCPMの様子をみながら調整していくのがおすすめです。


セグメント拡張もフリークアウトでよく使う機能になります。

あらかじめセグメント「コンバージョン済みユーザー」と作成しておき、
UU数が溜まってきたらセグメント拡張配信を開始しましょう。

新たな見込みユーザーを集めることができるはずです。

【フリークアウト】セグメントターゲティングについて【保存版】

セグメントターゲティングについて

フリークアウトを設定する上で、一番重要なのがこのセグメントターゲティングです。
いわゆるリターゲティング、リマーケティングもこのセグメントターゲティングで設定する事になります。
フリークアウトのセグメントターゲティングで使用できるセグメントは大きくわけて2つあります。
  1. サイト訪問ユーザーをセグメントわけして使用する方法
  2. フリークアウトが既に用意してあるセグメントを使用する方法 
2.については、簡単なお話で、フリークアウト側でセグメントを用意してくれてます。
詳しくは書きませんが

不動産
美容系
ネットショップ好き

みたいなセグメントが100個以上あるので、それを好きに選んで配信するやり方です。

1. について詳しく書きたいと思います。

フリークアウトでは計測タグをサイト内にはることで
サイト内にきたユーザーをセグメント化する事ができます。
代表的なセグメントの分け方は下記のとおり。
  • サイトに訪れた全ユーザー
  • 特定のページの訪れたユーザー(事例紹介ページ、問い合わせフォームなど)
  • コンバージョンしたユーザー(問合せ完了ページに訪れたユーザーとして設定)
  • 特定のサイトから流入したユーザー
  • 指定した回数、サイト訪問しているユーザー(週に2回以上訪問しているユーザーなど

それぞれセグメントをわけることで
セグメントごとに入札の強弱をつけたり、
セグメントごとに広告バナーを変えたり、
セグメントごとに広告のリンク先URLを変えたり、
いろいろ可能性が広がります!


1つ例をあげます。

Iphone用ケース通販の場合

作成したセグメント
・購入フォームまで訪問したユーザー
・ディズニーのアイフォンケースページに訪問したユーザー
・パズドラのアイフォンケースページに訪問したユーザー
・シックなデザインのアイフォンケースページに訪問したユーザー

この場合の入札調整と、そのほかの設定は下記のとおり

・購入フォームまで訪問したユーザー
入札:10000
広告バナー:送料無料を訴求したバナー
リンク先:TOPページ
ターゲティング期間:サイト訪問から3日以内

・ディズニーのアイフォンケースページに訪問したユーザー
入札:5000
広告バナー:ディズニーキャラのバナー
 リンク先:ディズニーのページ
 ターゲティング期間:サイト訪問から3日以内

・パズドラのアイフォンケースページに訪問したユーザー
入札:5000
広告バナー:パズドラのバナー
 リンク先:パズドラのページ
 ターゲティング期間:サイト訪問から3日以内

・シックなデザインのアイフォンケースページに訪問したユーザー
入札:5000
広告バナー:シックなデザインのバナー
 リンク先:シックなアイフォンケースのページ
 ターゲティング期間:サイト訪問から3日以内


急にターゲティング期間の話がでてびっくりしましたか?
その話は別記事でお伝えします。

また、「ディズニーのページとパズドラのページ、どっちも訪れた人には
どっちのバナーが表示されるの?」という疑問がわいた方もいると思います。

その点も実はフリークアウトなら指定できてしまうんです!

また別記事で記載します。

【フリークアウト】キーワードターゲティングについて【保存版】

キーワードターゲティング

キーワードターゲティングとは、特性のワードで過去に検索したユーザーに対して広告を配信することができます。
たとえば

過去に「賃貸」と検索したユーザー
過去に「結婚」と検索したユーザー
過去に「リクナビ」と検索したユーザー

などです。
フリークアウトの場合、自由にワードを設定できますが
注意点があります
  • 単一ワードのみ
  • いわゆるビックワードでないとほとんど配信されない
単一ワードというのは1単語、という事です。
「賃貸 東京」と設定した場合、「賃貸」もしくは「東京」で過去に検索したユーザーに
対して広告が配信されてしまうので気をつけなければなりません。
同様に「就職 東京」「靴 価格」で設定することは、想定するユーザー以外に
広告が配信される可能性が高いため設定するのはおすすめしません。


ビックワードでないと配信されないというのは、
「千葉県にある格安ホテル」「ディズニーのアイフォンケース」
など、検索ボリュームが少ないと思われるワードを設定してもほぼ配信されることはありません。

以上のことから、フリークアウトでキーワードターゲティングを設定する際には
下記のようなキーワードを設定することが多いです(または推奨します)

  • 業界のビッグワード
  • 自社のブランド名
  • 競合他社のブランド名 

転職情報サイトの広告を配信したい場合には

・業界のビッグワード
「転職」「就職」「年収」「退職届」

・競合他社のブランド名
「リクナビ」「マイナビ」「DODA」「エンジャパン」

というイメージです。


キーワードターゲティングである程度、
見込み客をサイトに誘導させることができます。


【フリークアウト】ブロード配信について【保存版】

ブロード配信

ブロード配信とはノンターゲティング配信、つまり「とりあえず広告を出す」配信方法です。

「ユーザーを指定しない配信方法なんてお金の無駄じゃないの?」

確かに一理あります。ユーザーを指定しない、という事は電車の中に広告を出すようなものです。

しかしそんなことはありません。

ブロード配信はこんなときに有効です

  • 新しい住宅情報サイトをオープンしたのでとにかくユーザーを集めたい
  • 音楽アーティストのニューリリースの告知をしたい。
  • 結婚情報サイトを運営しているが認知度が低いのでブランディングを図りたい。
 など、人を集めたいときやサービスのブランディングを図りたい時、
またはどの年代のユーザーも将来の見込み客となるような際には有効です。
そして何より一番大事なことは

サイトに訪れたユーザーのデータを蓄積することができる。

これが大切なことです。
集めたユーザーに対して、繰り返し広告を配信してもよいですし、
訪問ユーザーの中でも、特定のページをみた人だけに再度、広告を配信してもいいですし、
訪問ユーザーの属性と似た属性のユーザーに対して広告を配信(セグメント拡張)もできます。


また、ブロード配信の場合、入札を低く設定しても、多くのインプレッションとクリックを
集めることができます。なのでCPMもCPCも安くなる傾向があります。

安価で多くの人を集めたい場合、ブロード配信は有効です。

【フリークアウト】最適な運用方法【保存版】